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2015/11/16 08:19
バターミルクは、バターを製造する時に余った副産物のミルクです。
バターミルクには、レシチンと総称されるリン脂質を多く含み、乳脂肪球皮膜物質中の29~36%を占めるといわれています。主要なリン脂質は、ホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、ホスファチジルエタノールアミンであり、特に乳由来のレシチンは、大豆等の植物由来レシチンと比較して、スフィンゴミエリンが18%程度と非常に多く含まれているのが特徴的であり、ヒト母乳のレシチンの組成と近いことから栄養学的な利用価値は極めて高いです。
また、牛乳中に含まれる脂質(乳脂肪)は、通常3.5~4.0%であり、構成する脂肪酸は、酪酸(C4:0 )からリノレン酸(C18:3 )まで広範囲にわたる。このうち、不飽和脂肪酸は、バターミルク中の乳脂肪球皮膜物質に特に多いとされ、構成する中性脂質およびリン脂質中に、不飽和脂肪酸としてパルミトレイン酸2~4%、オレイン酸11~36%、リノール酸2~11%含有しています。
以上の事からバターミルクは、急性肝炎、胃粘膜敗血症の治療、幼児の下痢予防にも効果があると言われ、さらに、血圧低下作用や血清コレステロール低減作用もあるとされています。
このバターミルクに、粉末緑茶と玄米栄養素のイノシトールをブレンドしたのが、「バターミルクグリーンティー」です。
お子様の健康維持やダイエットのために是非お試しくださいね。(12月発売予定)