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2016/07/20 10:21
ルイボスティーは南アフリカ共和国のお茶です。
もともとは、原住民(コイサン族)のお茶(漢方茶)として飲まれていたもので、1772年、植物学者カール・ハンベルグが先住民族の習慣を発見し、1904年に世界への輸出が始まりました。
その後、1986年にA.セロンという南アフリ人(白人)の母親が14ヶ月間、疝痛(せんつう)アレルギー発作に苦しむ我が子の赤ちゃんに、ミルクにルイボスティーを加えて与えたところ、アレルギー嘔吐が止まり、それからルイボスティーの治癒効能の研究が始まり、同様の症状を持った18人の赤ちゃんがルイボス茶治療で症状の改善に成果をあげました。
セロン夫人は、調査結果を出版しルイボスティーを飲む事を勧めあらゆる年齢のアレルギー患者に貢献してきました。
私は、1991年に南アフリカへルイボスティーの調査団とし出向し、セロン夫人のご家族とお会いしてきました。
当時、日本国内でのルイボスティーの価格は、200gで数万円もする高価な茶葉、まあビックリする価格で贅沢なお茶でした。
現在は、200gで数千円。
1杯あたり(200ml)約2.6円で飲めるお茶として普及に努めてきました。
最近は中国商社の買い付けで価格が年々上昇していますが、ルイボスティーは世界の健康茶として大変喜ばれています。